更生保護女性会施設見学

26日(月)青森市にある青森地方裁判所で実際に裁判を見学してきました。
密漁をした人の裁判です。



裁判は弁論終結という段階で検察側と弁護側が書状を読み上げるだけの
ちょっと退屈な場面でした。正直 眠かったです。

次回は判決の宣告だそうで それで終わりとなります。

裁判は誰でも自由に見学できることになっているそうです。
予約も要りません。


最初 裁判所のお隣にある保護観察所というところでオリエンテーション
を受けました。
保護観察所は更生保護女性会を 管轄しているというか
そういう部署です。法務省関係です。


午後からは青森刑務所を見学しました。
バッグ等の荷物は全部控室に置いて 手ぶらで見学します。

私達の先頭と最後尾に一人ずつ刑務官が付きます。
実際に受刑者が作業している木工の工場と縫製場を見学しました。

入浴場や居室も見ました。
居室は一人部屋と6人部屋。
一人部屋は畳3畳と板の間1畳分、板の部分にトイレの便器が置いてありました。

個室にはテレビもありました。
でも就寝が21:00だから 早いですね、健康的でいいのかな。


受刑者の顔はなるべく見ないようにしましたが、かなりお歳を取った方も
見うけられました。

仮釈放が決まるとその2週間前から一般家庭の部屋の作りをした棟に
移り、社会生活ができるようにリハビリ的なことをするそうです。


ここの刑務所には数年前に誕生会のアトラクションとして三沢地区更女も
踊りで参加したことがあり 私も行きました。
青森地区更女は毎月 誕生会に訪問しているということでした。

その月の誕生者にはケーキとお茶が配られていました。


青森刑務所の受刑者はあまり重い罪ではないそうですけど、きちんと
服役して 社会復帰して欲しいです。

そういう人たちが帰って来やすい 非行のない明るい社会を作るお手伝いを
するのが私達 更生保護女性会の役目となっております。