オムツ王子

多忙な学期末につき、久慈に住む 手のかかるオムツ王子を 週末の2日間だけあずかることになった。
2日前に その事を王子に話したら 「えっちゃんと これで遊ぶの〜」
と おもちゃを引っ張り出して ウキウキしていたそうだ。

土曜日の午前中 迎えに行き、お昼はジャスコに寄り つるつる(ラーメン)を食べる。
その後 お約束のソフトクリーム。
食べている時、「お父さんのうちに帰る」という言葉が聞かれ、あら!
と ちょっと 気になった。

夜になり、用事があって久慈へ電話した時 王子も電話口に出した。
そしたら 母親の声を聞いたとたん べそをかき 泣き出してしまった。

これは やばい。
初めてです。
やっぱり だんだん 知恵がついてきたんだ。

パジャマに着替え 「母さんがいい」と泣く王子をおんぶして 部屋を
歩き回っているうちに どうにか眠ってくれた。

夜中に泣くこと4回。
1回目なんか 母さんて行く と暗いのに玄関に向かって走り出す。
ストーブをつけて おんぶし、その後そっと抱っこに変え、しばし
様子を見てからベットへ。

朝、明るくなってからは 泣いてもそんなにひどくなく、話を
しているうちに 機嫌も良くなって来た。
やはり、暗くなったり 眠くなったりすると 親が恋しく 淋しく
なるのでしょうね。

一人で爺 婆 のとこに泊まるのは これが最後かな。

日曜日(今日)の午後 送っていったら、車から降りるなり 山さんの
手を振り払って 玄関へ走って行きました。

前だったら 送っていったとき「又 行こう」と言うと 「うん」
と言っていたけど、さすがに今回はもう「うん」とは言いません
でした。