麦みそ作り

大豆と米こうじでの味噌作りはしたことがあるけど、麦麹での味噌は作ったことも

なければ食べたこともなかった。

3月に鹿児島出身の方から作り方を習い 麦みその効能を調べた結果 これは是非作ってみたいという思いにかられ、教えてくれた人からキットを1セット分けていただきました。

教えてくれた方の実家では自家製の麦みそを食べているし、子供さんたちにも送ってくれてるそうです。

 

ネットで調べると麦麹はもう出来上がったものを使っているケースがほとんどなんですが、教えていただいたのはその方の実家で作っている通りの麹菌を使う方法です。

 

キットの写真を撮りませんでしたが、麦 2キロ、大豆500グラム、麹菌 です。

あと必要なのは塩 500g

 

作り方としては 麦を前の晩から水に浸しておいて炊き 麹菌を混ぜて発酵させる。

それと 茹でた大豆をつぶして塩と混ぜあわせ たるに漬けこむ というだけの話

なんですが。

 

大変なのは発酵、麹菌を咲かせることなんです。

温度を保つのが問題。

 

うちには炬燵がありません。

炬燵があれば一番いいわけなんですけど。

 

で、どうしたかというと

 

うちの場合 ストーブからの床暖があるので 低いテーブルを炬燵にみたて 

タオルケットや綿毛布 ベッドカバーなどをかけ、さらに湯たんぽを2個

入れました。

 

 

テーブルのしたにあるプラスチックのかごは 炊いた麦を乗せるために置いてあるのです

両端にある風呂敷包みは湯たんぽ

なんか 白いのがウロチョロしてます

 

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たまたま車庫を調べたら 下記のようなここらでは「かんだい」という道具が見つかったので これに麹菌入りの麦を乗せて炬燵に入れました。

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こんな感じです

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床暖とストーブは連動なので 寝る時にストーブだけ消すことができず、一晩最低の目盛りでつけっぱなし。

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翌日の朝はまだ麹の花が咲いておらず 昼頃になってパンが発酵するような香りがして

麦に白い花が(発酵)咲いていました。

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大豆は圧力鍋で10分ほどで柔らかくなり、安もののブレンダーがあることを思い出し

使ってみました。

今回は500グラムだけだったから おもちゃのようなブレンダーで用が足りました。

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大豆は煮汁で少しゆるくし 塩を混ぜ さらに発酵した麦も混ぜて容器に漬けこみました。

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これはホーローの入れ物ですが、何年も使わなかったので所々錆びていました。

漬物用のビニール袋を敷きました。

 

一番上に塩を100グラム蒔いて 終了。

 

 

一番手こずったのは 麦を蒸したことです。

 

2キロの麦は13合

炊飯器は8合炊きだけど 余裕をもって7合炊きました。

 

あとの6合を1時間蒸したけど柔らかくならず、途中から圧力鍋とステンレスの鍋に分けて炊きました。

 

炊飯器でもう一度炊いた方が早かった。

 

炬燵の温度管理もまあまあで そんなに難しいことはありませんでした。

 

これで5キロの麦みそができるそうです。

 

3月4日に習いに行ったとき頂いてきた500グラムの麦味噌はもう食べてます。

繊維質たっぷりで 甘くて体にいいんですよ。